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あきらかにみる。諦観するということ。

2017.02.24

とある調べ物をしていた時にこんな言葉を見つけました。

 

『諦観(ていかん)』

 

この言葉は仏教の言葉で意味は、

 

”本質をはっきりと見きわめること。

 あきらめ、悟って超然とすること”

 

そう、普段私たちが使っている”あきらめる”の語源とされています。

”諦”はあきらかの読み、”観”はみるの読みがあり、

「あきらかにみる、あきらかにみる…あきらめる」

となったとされています。

 

ですから私たちが普段使っている”あきらめる”には本来。

「本質をはっきり見きわめる」

っといった意味があるわけです。

また、知らず知らずのうちに仏教の言葉を使っているわけですね。

 

断念をする”あきらめる”ではなく、本質を見る”あきらめる”

そんなことを心がけていきたいですね。

 

諦観に似た言葉に”四諦(したい)”というのがあるので、

気になる方は調べてみて下さい!コチラ