当院の鍼灸治療は沢山の情報を集める所から始まります。
それは‘ここが痛い→そこに鍼をする’ではないからです。
病の本質がどこにあるのかを知るために、情報が必要なのです。
集めた情報を組み立てていく。
その中で、病の本質の仮説を立てていきます。
頭の中で組み立てて、少数の経穴(ツボ)を導きだすのです。
この‘頭の中にある’組み立ては自分の中では最高傑作。
最高傑作ではなくても、かなり完成度が高いモノになっています。
ですが、実は穴だらけだったりします。(苦笑)
これを防ぐのに1番いい方法は人に説明すること。
そして、色々な突っ込みをしてもらう。
反論をしてもらう。
これをすると自分の考えの間違ってる所が明確になります。
つまりぶつかり稽古ですね。
来週から勉強会ラッシュ。
いいぶつかり稽古してきます。