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冬至にかぼちゃを食べる知恵

2014.12.17

冬至の風習のもう1つ。

かぼちゃをなんで食べるのか。

小さい頃、冬至にかぼちゃが食卓に並び食べさせられました。

「なんで食べるの?」と母親に聞くと、

「いいから食べなさい!」

完全なパワープレーに完敗していました。笑

 

このかぼちゃは現在ではビタミンAやカロチンが豊富で、

風邪の予防や脳卒中の予防にいいといわれています。

 

では、昔の人はどのように考えていたのか…。

かぼちゃは夏が旬の野菜。

暖かい時期に大きくなるかぼちゃは、太陽のエネルギーをたくさん吸収していきます。

そして、その硬い皮に覆われて栄養を逃さずに冬まで保存がききました。

冬至に太陽のエネルギーを吸収したかぼちゃを食べることで、身体を温められる。

そんな風に考えていました。

だから、冬至にはかぼちゃ。

 

今後、小さい子に「なんで食べるの?」と聞かれたら…

答えはもちろん。

 

「いいから食べなさい!」

これ一択です。笑