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大豆の話

2014.11.23

大豆のお話。

 

今が旬の大豆。

大豆はタンパク質の含有量が多く、

アミノ酸の組み合わせが動物性タンパクに似ているから、

「畑の肉」と呼ばれています。

さらに、カリウムが多く含まれていて利尿作用も。

 

また、東洋思想の中で「医食同源」(いしょくどうげん)

という考え方があり、食事が医療の始まりと考えていました。

この考え方から、漢方が始まったといわれています。

 

身体の不調を食事で解決しようとする中で、

弱った内臓を他の動物の内臓で補えると考えました。

 

そこで、今日の主役の大豆。

大豆は腎臓の形に似ているので、「腎」に良いといわれています。

また、黒大豆の「黒」は東洋医学では「腎」と関係が深く、

この「腎」は排尿とも関係が深い!

 

カリウムを知らない昔の人も、大豆の利尿作用に気が付いていた!

 

今も昔も構造はは同じ。見方が違うだけ。