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【飽きる】の正体

2020.02.28

 最近はコロナウイルスのニュースばかりですが、去年ぐらいから℮-sports関係の番組が増えましたね!

テレビで取り上げるということは、世間的に大きな注目を浴びていることだと思います。

どのジャンルでも、TOPプレイヤーの話は勉強になることが多いので、色々探っていたら 日本最初のプロゲーマーである梅原大吾さんの講演会動画を発見しました。

 

 梅原さんは格闘技ゲームの世界大会で優勝したり、2010年には「世界でもっとも長く賞金を稼いでいるプロゲーマ」のギネス記録に認定されている、世界的にみてもTOPクラスのプロゲーマーです。

梅原さんの詳細についてはこちらを見て下さい。

 

 講演会の中で梅原さんがお話していたことでとても印象に残っている言葉がありました。

 

【梅原さんの言葉(動画より抜粋)】

(知人が)ゲームに飽きたって言うんですけど、これ違うんですよ。

ゲームに飽きたのではなく、成長しないことに飽きたんですよ。

昨日と今日でやっていることが一緒。だからゲームがつまらないっていうことにしているんだけど、問題なのは成長していない自分。

成長が実感できていれば、ゲームだろうが何だろうが飽きるってことはない。

人間が前向きに努力を続ける上で、成長さえ実感することができれば人間は飽きない。飽きないから前向きに努力する。

僕はこれの繰り返しなんですね、格闘技ゲームに関しては。

 

 この「飽きる」という言葉。

これはゲームだから飽きるという表現になると思いますが、「辞める」「諦める」という言葉に置き換えてもいいのかと思います。

梅原さんは飽きない取り組みにの1つに、成長できたことや発見のメモを取るそうです。

 

 これに似たことに、部活ノートというものがあります。

これは部活の内容や練習、試合で感じたことを書き、提出するものです。

私の知り合いが高校の3年間毎日書くことを義務つけられていたそうですが、最初はたどたどしい内容が、書いているうちに濃い内容になるそうです。

書いているうちに、何となく練習をするのではなく、意識して練習をするようになるといっていました。

それによって日々の成長を感じられ、飽きることなく前向きに成長することができたということでしょう。

 

 この講演会は他にも面白い話が沢山あり、梅原さんへに興味が湧きまくりましたね。

梅原さんは書籍も何冊かでているようなので、しばらくドはまりの予感!!笑