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身体の水の流れと三焦(さんしょう) その2

2016.04.10

前回はさらっと三焦(さんしょう)を紹介しました。

今回は三焦が”水”とどのように関わるか…です。

三焦は”水”以外とも大きく関係しますが、他の役割は機会があったら紹介します。

 

”水”はどこを流れるのか。

それは”水の道”すなわち”水道”です。

三焦は”水道”という場所と考え方があります。

場所ですから、そこにゴミが溜まっていたり、穴が空いていたりすると”水”の異常がでてくるわけです。

 

”水”を流す働きをする”肺・脾・腎”と”水”が流れる場所としての”三焦”

この両輪で身体の水は流れています。

そのどれかに支障がでると”水”はたちまち”水邪・湿邪”といった病理産物に変身。

それがそれぞれの場所で悪さをし、”水の病”として症状が表れるわけです。

 

長丁場になった”水”の話。

いったん終わり。