前回はさらっと三焦(さんしょう)を紹介しました。
今回は三焦が”水”とどのように関わるか…です。
三焦は”水”以外とも大きく関係しますが、他の役割は機会があったら紹介します。
”水”はどこを流れるのか。
それは”水の道”すなわち”水道”です。
三焦は”水道”という場所と考え方があります。
場所ですから、そこにゴミが溜まっていたり、穴が空いていたりすると”水”の異常がでてくるわけです。
”水”を流す働きをする”肺・脾・腎”と”水”が流れる場所としての”三焦”
この両輪で身体の水は流れています。
そのどれかに支障がでると”水”はたちまち”水邪・湿邪”といった病理産物に変身。
それがそれぞれの場所で悪さをし、”水の病”として症状が表れるわけです。
長丁場になった”水”の話。
いったん終わり。