身体の水の流れと”肺”の特徴。
詳しくはこちらに書いてあります。
以前も書いたように、東洋医学の”肺”は呼吸だけの役割を持っているわけではありません。
水の排出に大きく関わっています。
身体が行う水の排出は大きく分けて”発汗・排尿・排便”の3つ。
この3つに肺は関わっています(排便に関しては補助的にですが)
ですから、肺の機能低下があると”水”の症状がでてくるわけです。
”水”の症状以外にはこのような症状がでてきます。
・咳、喘息などの呼吸器の異常
・アトピー、蕁麻疹などの皮膚の異常
・声が出にくい、声に力がないなど発声の異常
・寒気、風邪をひきやすいなど風邪症状の出現
大きく分けてこの4つの症状がでてきます。
この4つの症状だから短絡的に”肺の異常”とすると失敗します。
”肺”の症状がでているから、肺に異常がある…で、さらにもう一歩。
その異常を起こした原因はどこか?ともう一歩深く掘り下げるのがポイントだと思います。
自分で”肺”が弱ってると思った方へのオススメ養生法!
1つは乾布摩擦。
もう1つは鼻から息を吸った深呼吸。
これをすると肺の働きをフォローすることになります。
やってみて下さい。