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身体の水の流れと腎の特徴

2016.04.08

身体の水の流れと腎の特徴。

こちらにも書いてあります。

 

以前お話したように”腎”は尿の生成と排出に関与しています。

ですから、腎が弱ると身体の水を上手く出すことが出来ずに”水邪・湿邪”が溜まるわけです。

腎が弱ると他にこのような症状がでてきます。

 

・髪がうすくなる、乾燥し艶がなくなる。

・歯が弱く、もろくなる

・呼吸が浅くなる、動くと呼吸が苦しくなる

・便秘、下痢になる

 

他にもありますが、わかりやすい所でこの4つを上げました。

”腎の弱り”を簡単に・わかりやすく説明すると年をとると目立ってくる症状。

 

年をとると髪がうすくなったり、白髪が増えたり。

歯が抜けて入れ歯が必要になったりしてきますよね。

ですから、精力の減退や耳の異常なども出てきます。

 

呼吸や排便については”腎”の封臓(ふうぞう)作用が関係してきます。

封臓とは”しまいこむ”働き。

呼吸は東洋医学でも”肺”が行っていますが、深く吸うことは”腎の働き”と考えます。

”肺”が吸った空気を深くまで”しまう”わけですね。

 

排便についても同様。

これは排尿も同じですが、便・尿が漏れないように”しまう”わけです。

ですから、腎が弱くなると呼吸や排便の異常が起こるわけです。

 

”腎”が弱ってる人のオススメ養生法!!

バランスのいい食生活と足腰を鍛える。

 

腎の力は生まれつきの力といい換えれます。

正しい、バランスのいい食事で生まれつきの力を消耗しにくくします。

また、年をとると足腰が弱くなるといいますよね?

これは”腎”の弱りがでていると考えられます。

『腎の弱り→足腰の弱り』としてでているわけです。

ですから、『足腰の健康→腎の健康』と考えて”腎”の健康を保つ。

ぜひお試しを。