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勉強会に行ってきました!

2017.09.04

昨日は、(一社)北辰会本部エキスパートコースに行ってきました!

エキスパートコースは年5回行われる上級コース。

今回も充実の内容でした。

 

午前中は竹本喜典先生と島内薫先生よる臨床方剤学講義。

竹本先生は医師ありながら東洋医学に取り組む先生で、漢方を処方積極的に行っています。

島内先生は薬剤師と鍼灸師の免許を持つ先生で、膨大な知識がある先生です。

 

今回は「芍薬から見た処方」という講義を竹本先生がしてくださりました。

肝の病症を中心に芍薬がどんな意味合いで使われているのか。

また、中国の書籍から少し変わった解釈も紹介していただき、大変勉強になりました。

漢方の勉強も進めていますが、まだまだやることはいっぱいあるな…。

そう感じました。

島内先生は芍薬と桂枝についてのお話で、竹本先生とはまた違った視点でのお話しでした。

 

午後は

 

竹下有先生による、症例報告 「前置胎盤、再生不良性貧血」「乳幼児のアトピー性皮膚炎」

奥村裕一先生による「日本における中医鍼灸の受容とその役割」~北辰会の立場から~ 

副代表講演 藤本新風先生による各種鍼法の使い分け

 

の豪華3本でした。

竹下先生は普段から大変お世話になっている先生で、今回の症例2本の話はリアルタイムで経過を聞いていました。

1つ再生不良性貧血という血液が作られにくい、また出血したら止まりにくい方が、

前置胎盤という出血が起きやすい状態で妊娠している方の症例。

鮮やかに改善し、自然分娩で出産していました。

もう1つは、9カ月の男の子のアトピー性皮膚炎の症例。

5ケ月でつるつるの肌になっていました。

素晴らしい症例でした。

 

奥村先生の講義は、正直難解な内容でした。

ですが、勉強のとっかかりとなる部分が盛りだくさん。

 

「わかったら、めちゃ楽しそう!!!!!」

 

という衝動を焚きつけられました。(笑)

 

最後は藤本新風副代表による刺鍼の解説と披露。

いつ見てもうっとりするような刺鍼実技でした!

 

終わった後は…お酒。

充実の週末。来週は関東の勉強会。今から楽しみです。