昨日は森ノ宮医療学園専門学校で行われた、(一社)北辰会の夏季研修会に行ってきました!
昨日は暑かったですが、それに負けないぐらいの活気と熱気あふれる勉強会でした。
夏季研修会は、
打鍼初級、打鍼初中級、打鍼中級、刺鍼初級、刺鍼中級と5つのコースにわかれており、各々のレベルに合わせて少人数で指導をしてもらえる研修会です。
私は、藤本新風代表が指導する刺鍼中級コースに参加してきました!
代表が推奨する『刺鍼の準備運動』をしたのち、ペアになって刺鍼練習。
「鍼を刺す」といっても単純ではありません。
複数のステップがあります。
まず、「経穴に触れる(診察)」
鍼を刺す経穴の状態を認識することから始まります。
弱った経穴なのか。邪気が充実している経穴なのか。
また、深さや広がりはどの程度なのか。
このような事がわからないと、その経穴に適した鍼ができません。
次に、「押手を作る」
押手とは、鍼を持つ手じゃない方。
身体に触れるほうの手で、鍼を刺す準備をします。
先ほどの経穴を構造に合わせた押手を作ることが大切になります。
今回の研修会で改めて押手の重要さに気づかされました。
奥が深く、より極まった押手ができるようになりたいですね。
本当に勉強になりました。
次に、「鍼を近づける」
押手を作った経穴に鍼を近づけます。
この時に、身体も経穴も微妙に変化をしていきます。
それに合わせていくことがとても重要です。
今回、この感覚を少し掴めました。
自分の中に落とし込んでいく練習に励みます。
最後に「刺入する」
この時に「刺す」という感覚を捨てることがポイントです。
これもまた難しいですよね!
頭でわかっていても、すぐにはできないもんです。笑
詳細は書きませんが、大きく分けてこの4つの工程があり、それぞれの工程で新たな学びがありました!
実技指導のあとは、代表の実技披露。
4人の打鍼初級コースの方がモデルとなり、少しの問診と体表観察をして治療を披露してくださいました。
代表の柔らかい雰囲気に反した、えげつない治療効果で会場に笑いと驚きの声が溢れていました。
終わった後は…お酒!
充実の週末。