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勉強会に行ってきました

2018.08.27

昨日は森ノ宮医療学園専門学校で行われた、(一社)北辰会の夏季研修会に行ってきました!

昨日は暑かったですが、それに負けないぐらいの活気と熱気あふれる勉強会でした。

 

夏季研修会は、

打鍼初級、打鍼初中級、打鍼中級、刺鍼初級、刺鍼中級と5つのコースにわかれており、各々のレベルに合わせて少人数で指導をしてもらえる研修会です。

私は、藤本新風代表が指導する刺鍼中級コースに参加してきました!

 

代表が推奨する『刺鍼の準備運動』をしたのち、ペアになって刺鍼練習。

 「鍼を刺す」といっても単純ではありません。

複数のステップがあります。

 

まず、「経穴に触れる(診察)」

鍼を刺す経穴の状態を認識することから始まります。

弱った経穴なのか。邪気が充実している経穴なのか。

また、深さや広がりはどの程度なのか。

このような事がわからないと、その経穴に適した鍼ができません。

 

次に、「押手を作る」

押手とは、鍼を持つ手じゃない方。

身体に触れるほうの手で、鍼を刺す準備をします。

先ほどの経穴を構造に合わせた押手を作ることが大切になります。

今回の研修会で改めて押手の重要さに気づかされました。

奥が深く、より極まった押手ができるようになりたいですね。

本当に勉強になりました。

 

次に、「鍼を近づける」

押手を作った経穴に鍼を近づけます。

この時に、身体も経穴も微妙に変化をしていきます。

それに合わせていくことがとても重要です。

今回、この感覚を少し掴めました。

自分の中に落とし込んでいく練習に励みます。

 

最後に「刺入する」

この時に「刺す」という感覚を捨てることがポイントです。

これもまた難しいですよね!

頭でわかっていても、すぐにはできないもんです。笑

 

詳細は書きませんが、大きく分けてこの4つの工程があり、それぞれの工程で新たな学びがありました!

 

実技指導のあとは、代表の実技披露。

4人の打鍼初級コースの方がモデルとなり、少しの問診と体表観察をして治療を披露してくださいました。

代表の柔らかい雰囲気に反した、えげつない治療効果で会場に笑いと驚きの声が溢れていました。

 

終わった後は…お酒!

充実の週末。