当院ではストレスをきっかけで症状がでたり、ストレスがかかると症状が悪化してしまう方が多く来院します。
その中でよくなりにくい人は、ストレスから逃れないような状況にいること。
例えば、職場のストレスなら辞めないと改善が難しいことはあります。
ですが、環境を変えてストレスから逃れたはずなのに症状が治っていかない場合もあります。
これは、環境は変わっているのに同じような体験を誘発することで治りにくくしている場合があると考えています。
人間の脳は体験していることと、考えていることの区別がつきにくいようです。
例えば、梅干しやレモンなどをイメージすると実際に見たり、食べたように唾液がでてきます。
これと同じように、ストレスを感じたことを思い出す。
また同じように〇〇になったらどうしようと考える。
このように想像したり、考えることによって、脳は実際に体験したと勘違いをしてしまうわけです。
梅干しやレモンの時と同じように。
なので、できるだけそのことから頭が離れるように工夫していくことが大切です。
例えば、趣味や運動など没頭できる時間を作る。
また、瞑想やマインドフルネスのようなことをし、気持ちを落ち着かせることもいいと思います。
ぜひやってみてください!