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腹診について その2

2014.12.06

ここまでの話。

腹診について

今日は西洋医学の腹診は何を診ているか…です。

 

まず、姿勢。

仰向け(あおむけ)の状態で、膝を立てるように曲げる。

この姿勢は、お腹の緊張をなくし内臓を触りやすくする。

 

次に、打診。

お腹を叩くことによって、ガスのたまり具合や腹水の有無診る。

 

最後に、触診。

実際にお腹を触っていきます。

お腹の緊張や内臓の大きさ・硬さを探ります。

その中で圧迫した時の痛み・圧迫を離した時の痛み、

などを診察していきます。

 

要約しましたが、このような診察をしています。

西洋医学の腹診では、お腹の中にある臓器の状態を観察する目的で行います。

ですから、現在ではMRIやCTスキャンがあるので腹診をする機会が減ったといえます。

 

外から観察するより、実際見たほうがわかりやすいぢゃん!

 

そんなノリです。笑

 次回は東洋医学の腹診について。