柏院予約

ダルビッシュ有「野球に走り込みは必要ない」

2023.04.08

昨日こんな記事を読みました!

ダルビッシュ有「野球に走り込みは必要ない」理論をフィジカルトレーナーはどう考えるか。→コチラ

 

この記事の中では、日本野球界の常識を変える「走り込み」についてまとめられています。

筋トレやトレーニング方法などダルビッシュさんはご自身の実践から導いた理論をお話することがあり、興味深い話多いです。

(以前、お米を食べるとダルくなるが〇〇の冷凍焼きおにぎりだけはならない!みたいなお話もしていました)

 

今回の記事の中で私が特に面白いと思ったのは2つ。

1つは、ケガの予防について。

2つめが、日本とアメリカのリラックスの捉え方について。

この2つがとても共感ができるなぁーっと思ったので紹介します。

 

まず、ケガの予防について。

この記事の中で、

身体をコントロールできる能力が重視されていましたね。その能力が高まると、身体の異変に気づく感覚が鋭くなる。そんな時は練習をしないで、ケアに重点を置けるようになります。

日本ではケガの予防に柔軟性を重視しますが、アメリカでは上記のように考えるというお話です。

これは運動能力だけでなく、精神面や胃腸の状態など「身体の異変に気づく感覚」があると思っています。

生活をしている中で、

「あれ?なんとなく疲労感が強いな。早く寝よう!」とか。

「あれ?空腹感を感じにくいなぁ…食事の質を軽くしよう!!」とか。

そのような感覚を意識し、磨くようにすることで病気の予防になる。

この感覚が非常に大事だと思っています。

 

次に日本とアメリカのリラックスの捉え方について。

投球フォームはさまざまですが、投手は基本的にリラックスした状態から投げ始めます。日本では「リラックス=力を抜くこと」と考えられていますが、アメリカでは「リラックス=力を入れないこと」という考え方になります。

この意味合いの違いは大きいと思います。「力を抜く」ということは、力が入っている状態が前提にあって、そこから力を抜いていくということ。

 

日本では力が入ってることが前提!

改めて、勤勉、真面目、気を張って生活をし、休むことが苦手という国民性を感じました。

そうなんです。気が付かないうちに気を張って生活をしているということなんです。

当院にいらっしゃる方も多くは常に力が入っている方が多くいます。

なので、基本的に力を抜くことを習慣化しておくことが大切ですね。

 

ぜひこの2つを意識して生活してみてください!