
梅雨の時期になるとジメジメし、自然界の湿気が多くなります。
身体に湿気を溜め込んでると自然界の湿気に反応して様々な症状を引き起こします。
除湿器はありますが基本的には自然界の湿気はどうすることもできません。
ですが、身体にある余分な湿気を体外に排出することで対抗することは出来ます!
今回はその対策をご紹介。
1)身体を動かして汗をかく
東洋医学で「発汗」と余分な水と余分な熱を排出する仕組み。
身体を動かすことで内側から熱くなり、水が蒸され汗になります。
この時に熱も一緒に排出することは大切。
なぜなら、身体に余分な熱があると余分に水を欲しくなるからです。
この方法が一番おすすめです。
2)二便を溜め込まない
汗の他に身体に備わる排出システムは、二便(排尿・排便)
これも余分な水と共に、熱を排出します。
よく女性に便秘の方がいますが、それがむくみの原因になっていることもあります。
食生活の改善等で便通をよくすることで、余分なものを身体に溜めない。
これによって身体の余分な湿気を追い出すことになります。
3)甘いもの、脂っこいものを控える。
上の2つは身体から湿気を排出する方法ですが、3)は摂取について。
東洋医学では甘いものは「中を塞ぐ」といい、胃腸の働きを妨げると考えます。
脂っこいものは「熱を生じる」といい、身体が熱傾向に傾くことで水分が欲しくなります。
この2つを控えることで、湿気の発生しにくい身体にすることができます。
このように自分の努力で湿気を追い出すことは出来ます。
ですが、これだけよくならないこともあります。
慢性的に湿気が溜まっていたりすると自助努力だけではどうにもならないこともあります。
そんな時は…鍼灸を受けましょう(笑)
次回は湿気を追い出す鍼灸治療についてです。