
5年前にパーキンソン病と診断され、その時に頭に浮かんだのはアトランタオリンピックのモハメド・アリ。
あの硬い表情、手のふるえ、おぼつかない足元。
その全ての症状が私を襲ってくると思うと、恐怖で寝れずにいました。
病院の先生には完治はないといわれ、この先の人生恐怖しかない。
どうしたらいいのかわからない日々が続いていました。
そのような時、友人に佐藤先生を紹介していただきました。
『完治するとは言い切れませんが、症状を出来るだけコントロールしていきましょう」
この言葉がを信じてみようと思ったのは、先生の私に対する接し方と、真剣な顔です。
病院の先生とは違い、全く諦める様子がなく、私自身と病気のことを理解しようという気持ちに溢れていました。
先生に診て頂いて3年。
パーキンソン病の薬は1度も増えていません。
体調も安定していて、鍼をした日は普段の倍以上身体を動かすことが出来ます。
身体が重だるく運動をさぼってしまうと、先生が叱咤激励をくださります。
これから先、パーキンソン病が治ることはないのかもしれません。
ですが、鍼をすることで病気に縛られない生活ができると感じています。
病院だけではここまでできなかったでしょう。
鍼灸の可能性を多くの人に知っていただきたいです。
諦める前に佐藤先生を頼って下さい。