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〇〇病なんですが治りますか? その2

2016.01.26

ここまでの話。

 

〇〇病なんですが治りますか? その1

 

まずは西洋医学が何を基準に病気(疾患)と考えるか。

これ、様々な定義がある中で、一番わかりやすいのは、

 

「定量的な分析をし正常と異常にわける」

 

少し難しいので簡単に説明すると。

・ある症状を訴える人1000人の血液検査をしてたら、990人のある数値が高かった。

 その症状を訴えない人1000人の血液検査では、999人のその数値は高くなかった。

 数値が高くない人が正常。数値が高い人が異常。

 

・胃が痛い人の胃の細胞を調べたら、1000人中990人の細胞に異変があった。

 

一定の量で正常と異常を分けるラインがどこにあるのかを探して、その異常を改善するための治療をする。

その治療の方法として薬や場合によっては手術で取ってしまう。

薬は西洋医学が発展する中で進歩していったので、どちらかというと。

”異常→手術で取る”

といった発想が原点です。

 

これが大まかな西洋医学の病気(疾患)と治療です。