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「たかがヨダレ」じゃない!地獄の「よだれつわり」を東洋医学で解明してみた

2026.04.27

「妊娠した! 嬉しい!」と思ったのも束の間。


口の中から無限に湧き出てくる唾液。飲み込もうとすればオエッとなるし、ティッシュの箱が音速で空になっていく。


夜もよだれが気になって眠れないし、何より周囲にこの苦しみが伝わらない。


「たかがヨダレでしょ?」なんて言われた日には、もう心がバキバキに折れますよね・・・。


病院に行っても「赤ちゃんは元気だから、産むまで耐えて」とか「氷でも舐めて凌いで」と言われるだけ。


「いやいや、こっちは今この瞬間が限界なんだよ!(;゚Д゚)」と叫びたくなる気持ち、本当によく分かります。


・・・まあ、現代医学ではこの「よだれつわり(唾液過多症)」をピタッと止める特効薬って、実はまだ見つかっていないんですよね(苦笑)。


 


一般的には「体質のせい」とか「ホルモンバランスの乱れ」で片付けられがちですが、実はこれ、東洋医学の視点で見ると「身体の中で水が反乱を起こしている状態」として、めちゃくちゃ説明がつくんです。


決して「原因不明の謎の病」なんかじゃありません。


あなたの身体が「もう限界だよー!」って送っている、切実なSOSのサインなんです!!


 


ここで少し、専門家っぽく深掘りしてみますね。


東洋医学では、人の体は「気・血・水」のバランスで成り立っていると考えます。


今回の犯人はズバリ「水(すい)」。


本来、体の中を綺麗に巡るはずの水が、行き場を失って溢れ出している(水滞・水飲)ワケです。


なぜ妊娠するとこんな「洪水」が起きるのか? 理由はシンプルに3つです。


・エネルギーの逆流(衝気)


 赤ちゃんを育てるための強烈なエネルギーが下から突き上げてきて、本来「下向き」に流れるべき胃のエネルギーを押し戻しちゃう。


・ポンプのフリーズ


胃の相棒である「脾(ひ)」は、水を全身に運ぶポンプ役。でも、逆流の衝撃でポンプがフリーズしちゃうんです。


・行き場を失った水の噴出


ポンプが止まって溜まった水が、逆流エネルギーに乗って口からドバドバ出てくる。これが「よだれ」の正体。


・ポンプの電源が入ってない


そもそものポンプ動かす、大本のエネルギーが足りてない。


 


つまり、唾液腺がバカになったんじゃなくて、「体内のエネルギー渋滞とポンプ故障」が同時に起きてるってワケです。


 


「じゃあ、どうすればいいの?」って話ですが、解決策はシンプル。


渋滞を解消して、ポンプを修理すればいいんです。



  1. 「降逆(こうぎゃく)」: 上に昇りすぎたエネルギーを「まあまあ落ち着けよ」と下に誘導する。

  2. 「健脾化飲(けんぴかいん)」: 止まったポンプを再起動させて、余分な水を尿として外に出す。


これをやると、あんなに止まらなかったヨダレが、嘘みたいにスーッと引いていくんです。


薬で無理やり止めるんじゃなくて、身体を「本来のルート」に戻してあげる。これこそが東洋医学の真骨頂なワケです(*‘∀‘)


 


とはいえ、「今すぐなんとかしたい!」というのが本音ですよね。 そこで、今日からできるハードルの低いアクションを2つお伝えします。


・「冷たいもの」を徹底的に避ける: 「脾(ポンプ)」は冷えにめちゃくちゃ弱いです。よだれが気持ち悪いからと氷を舐めると、ポンプがさらに冷えて、結果的によだれが増えるという地獄のループに陥ります。水分は温かい白湯をちびちび飲むのが正解。


・足湯をする: 上に上りすぎたエネルギーを足を温めることで引き下げることができます。また、温めることで気持ちよくなり緊張が緩むことも好材料


・・・う~ん、正直、一人で抱え込むにはこの症状はキツすぎます。 もし近くに信頼できる鍼灸師さんがいたら、ぜひ頼ってみてください。


よだれつわりは永遠には続きません。


今は「休むのが仕事!」と割り切って、自分を甘やかしまくってくださいね。


僕も微力ながら、知識の面でサポートし続けます。