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「ホルモンバランスですね」で納得できないあなたへ。PMSを“熱”と“滞り”で考える

2026.05.12

月経前の「自分じゃない感」の正体、実はエネルギーの渋滞なんです。


・・・まあ、いきなりですが、世の女性の皆さん。 月経前になると、自分でも引くぐらいイライラしたり、悲しくもないのに涙が出てきたり、食欲が「暴走モード」に突入したりすること、ありません?(;゚Д゚)


「ああ、またPMS(月経前症候群)か・・・」「私って性格悪いのかな・・・」なんて自分を責めたりして。 病院に行っても「ホルモンバランスの乱れですね」と一言で片付けられちゃう。いや、それは分かってるんだけど、この荒ぶる魂をどうにかしてくれ!っていうのが本音のかたもいらっしゃると思います(笑)


 


実は、ここからが視点の転換なんですが、 東洋医学の世界では、これを単なるホルモンのせいにはしません。


これ、ズバリ身体の中の「エネルギーの渋滞」なんです!


「は?エネルギー?」って思うかもしれませんが、東洋医学では、僕らの身体には「気」というエネルギーが川のように流れていると考えます。 で、その交通整理を担当しているのが「肝(かん)」という臓器になります。


ところが現代社会、ストレスは多いわ、スマホで目は疲れるわ、スケジュールはパンパンだわで、この「肝」さんがブラック労働で過労死寸前なワケです(;゚Д゚)


すると、どうなるか。


月経前、身体は次のサイクルの準備のために、大量のエネルギーを子宮に集めようとします。 でも、交通整理の「肝」が機能停止してるから、あちこ.ちで大渋滞が起きちゃう。


・胸や脇で渋滞 → 乳房の張り、痛み


・胃腸で渋滞 → 食欲暴走、むくみ


・脳で渋滞 → 摩擦熱(内熱)が発生して、爆発的なイライラ・涙!


そう、あのイライラはあなたの性格じゃなくて、渋滞で発生した「熱」が脳をジャックしてるだけなんです。(笑)


つまり、PMSは身体からの「巡りが限界だよ!助けて!」っていう切実なSOSサインなワケです。


 


東洋医学は“無理やり黙らせる”より、「流れる身体」を作る


もちろん西洋医学の治療も素晴らしいです。


セロトニンを調整したりホルモン療法で救われる人は本当にたくさんいる。


でも一方で、


・副作用がつらい


・合わない


・根本改善したい


・飲み続けることに不安がある


という人もいます。


そこで東洋医学が目指すのは、「症状を封じ込める」ではなく、


「渋滞しにくい身体に再構築する」という発想なんです。


 


じゃあ、どうすればいいのか? 僕ら専門家がやってるのは、いわば「身体の交通整理能力のリハビリ」です。具体的にはこんなステップ。


・まずは渋滞を解く(理気) 


鍼灸や香りの良いもので、滞った気の結び目をシュシュっと解きます。


・ゴミと熱を掃除する(清熱・化痰) 


渋滞で溜まった熱や老廃物をクリーニング。これで頭の重だるさがスッキリします。


・根っこを育てる(培本) 


そもそも渋滞が起きないように、エネルギーの貯蔵庫をどっしり安定させます。


これができれば、体の中の渋滞が徐々に解消し、魂が荒ぶることも減っていきます。


 


「でも、具体的に何から始めればいいの?」って話ですよね。 今日からできる、ハードルの低い「養生」を伝授します。


・「香りの魔法」を使う セロリ、春菊、シソ、ミント。こういう香りの強い食材は、「肝」の働きを爆速で助けてくれます。月経前はこれらを意識的に摂りましょう。


・「ため息」を大解放する 「幸せが逃げる」なんて嘘です。東洋医学では、ため息は「身体が勝手に気を巡らせようとする防衛反応」。お腹の底から「ふぅ〜〜〜っ!!」って出しちゃってください。


・「目」を休ませる(これ大事!) 実は「肝」と「目」は繋がっています。月経前1週間のデジタルデトックスは、マジで効きます(;゚Д゚)


・・・う〜ん、まあ、まずは寝る前のスマホを5分減らすところからでOKです(笑)。


東洋医学と西洋医学は、ケンカしなくていい


ここ、最後に伝えたいんですが。


西洋医学が「ミクロ」を見る医学だとしたら、


東洋医学は「マクロ」を見る医学です。


例えば、


・西洋医学

→ セロトニンの調整やホルモン変化を見る


・東洋医学

→ 気・血・内熱・流れを見る


これ、実は敵同士じゃなくて、

“別の角度から同じ山を見ている”んですよね。


だから本来は、


「どっちが正しいか」


じゃなく、


「どう組み合わせたら、その人がラクになるか」


そんな風に考えて、自分の身体と向き合っていくのがいいのではないかと思っています。