
ここまでの話。
前回は養生で有名な貝原益軒が”うがい”の時に”塩”を入れていたお話でした。
では、東洋医学・鍼灸医学では”塩”の特徴をどのように考えているのか。
大きく分けて2つあります。
1)寒・潤
2)清熱涼血(せいねつりょうけつ)・解毒
※東方栄養新書引用
冷やし潤す特徴と余分な熱を冷まし、毒を取り除く特徴です。
現代でも塩に消毒作用があるといわれますが、
それがわかる前から解毒作用があると認識していたわけですね。
これで、材料が揃いました。(笑)
次回、東洋医学的にうがいを考えてみます。