5月31日(日)は(一社)北辰会エキスパートコースに行ってきました!
エキスパートコースとは臨床実践力を向上する目的のコース。
普段よりより実践的なことを指導されます。
午前中は応用実技。
スタンダードコースでは体表観察の1つ、1つを分けて行います。
応用実技ではすべての体表観察をして関連性などより実践的に行います。
集めた体表観察情報をどのように組み立てるか。
指導して頂いた先生のご意見を聞き自分の弱いところがわかりました。
午後の前半は代表講演「我が半生の記憶」
臨床50年の北辰会代表。
その半生の話をお聞きし、代表が積み上げてきたもの。
その経験のエッセンスが北辰会方式となり我々が鍼灸の臨床をしていると再認識しました。
北辰会の会員はこのエッセンスを大切にしなくてはいけません。
午後の後半は原元氣先生による症例報告「鬱証」
250診にわたる症例ですが一貫して先生の考え方がブレない。
その力はやはり多岐にわたる問診と丁寧な体表観察。
それで得た情報を弁証論治する。
それに尽きると感じました。
私では迷いがでてきそうな虚実の判断を、総合判断に1つの答えを導いていました。
途中、身体の変化に合わせて配穴を変え、そこにもブレない考えが。
非常に勉強になりました。
終わったとはお酒。
今回は関東支部の先生方も多く参加しており盛り上がりました。
充実の週末。