
今、日本のニュースを騒がしているノーベル賞の発表。
先日のノーベル医学生理学賞の大村智さんの一言に感銘を受けました。
米メルク社と共同開発をして開発したイベルメクチン。
この薬で寄生虫を下し、世界で3億人を失明から救ったとされています。
このイベルメクチンは年に1回の投与で効果が。
薬としてはあまりにも少ない使用頻度。
これをなぜかと質問された時の大村さんの答えは…
「効くから1回なのだ!」
…おみごと(笑)
この言葉をひっくり返すと、
「効かないから沢山飲む!」
日々飲んでいる薬がいかに効かないか…(苦笑)
いや、好意的に解釈しましょう(笑)
根本原因を取り除いてるから1回でいいのでしょう。
病の本質を見抜き、根本的に解決をする。
まさに鍼灸医学・東洋医学に通じるところです。
私もいつの日か1回の治療で、
「もう来なくていいよ」
と、言える鍼灸師を目指して精進していきます!