
昨日は上の東京美術館で展示されている『バベルの塔展』に行ってきました!
7月2日までの展示だったためか、大混雑。
人混みに負けずしっかり見てきました。
今回はヒエロニムス・ボスとピーテルブリューゲルの展示が中心。
中世的な雰囲気のヒエロニムス・ボスさん
鷲鼻が特徴的なピーテルブリューゲルさん
ヒエロニムス・ボスは宗教画が多かった時代に、一般庶民を描いたり、幻想的な作品を残したそうです。
繊細な絵の細部に、一見関係ない描写があり、それが絵の世界観を深め作品が多くありました。
その影響を受けたとされているのがピーテルブリューゲルさん。
先ほどのバベルの塔も同じです。
塔の左のほうに一部白いライン上の部分と、赤いラインの部分があります。
白い部分は滑車で漆喰を運ぶ時にでた粉で白くなり、その辺りにいる人物も白くなっています。
赤い部分はこちらも滑車でレンガを運ぶ時にでた粉で赤くなっているそうです。
この絵の中に様々な人がいて、それぞれの物語があってとても楽しめます。
また、このバベルの塔は聖書の中の話を描いたもので、その聖書の話も大変楽しめました!
鍼ばかりではなく、たまに違う刺激もいいですね♪