小学生の時に習う『一期一会』という四字熟語。
ご存知だと思いますが意味は…
”一生に一度だけの機会。生涯に一度限りであること。生涯に一回しかないと考えて、そのことに専念する意”
そもそもの語源は茶道に由来することわざのようです。
(興味がある人はクリックして読んで下さい!)
習った当時は恥ずかしいことに「へぇ~」っといった感想しか持ちませんでした。
そして、歳を重ねるごとに何となく『一期一会』の意味を体感していきました。
皆さんはどうでしょうか。
鍼灸治療をしていると毎日『一期一会』なんです。
初めて診させて頂く人…「一期一会」
これはわかりやすいです。
2回目、3回目…20回目も『一期一会』なんです。
それは、その日によって身体の状態が異なるから。
その時の身体を診させて頂くのはまさに”一生に一度の機会”なんです。
それは例え同じ場所の経穴に鍼をしたとしても、異なっています。
いや、鍼灸だけではありませんね。
毎日同じような生活でも、きっと本当は何か違うハズ。
その時は”一生に一度の機会”のハズです。
大袈裟かもしれませんが、いつも顔を合わしている”あの人”
もしかしたら、”もう二度と会えないかもしれない”
心の隅にそんな気持ちを置けたら…実生活では難しいですね。(笑)
今日も『一期一会』の気持ちで診させて頂きます。