(一社)北辰会8月限定講義である、「七情について」を受講しました!
この講義は関東支部長である尾崎先生の講義です。
まず、七情というのは何かというと7つの感情のことです。
その内訳は、「喜・怒・憂・思・悲・恐・驚」の7つです。
また、東洋医学では内臓と感情が密接に関与していると考えています。
例えば、怒りと肝の臓や驚きと腎の臓など精神活動が内臓に影響を与え、それが原因で内科疾患にあることもあると考えています。
なので、今回の講義のように七情について学び、そこへの理解を深める必要があるというわけです。
今回の講義の中で尾崎先生は、漢字の成り立ちからそれぞれの感情に対して認識を深めようとしています。
「怒」には手・両手をしなやかに重ねひざまつく女性の象形(力を尽くして働く女奴隷)という字の成り立ちから、怒るという感情以外にも、姿勢や精神状態への理解を深めてくださいました。
また、「怒」は東洋医学では肝の臓との関係が深くそこから病理につながるようなお話をしてくださいました。
「怒」の文字に奴隷の意味が含まれるというのはとっても意味が深いと思います。
俗に言うブラック企業に勤め、奴隷のように働く状況の人は「怒り」の感情はないかもしれませんが、我慢を強いられる状況から七情の1つである「怒」の状況が慢性的に続くことで肝の臓を傷め病気になる。
他にも、七情がどのようなメカニズムで内臓に影響を与えるのか。また、北辰会がなぜ七情に注目しているのか。
などたっぷりの講義内容でした!
まだ、8月は数日残っているので繰り返し受講したいと思います!!