今日からGWが始まりましたね!
天気がよく心がウキウキしますが、それとは真逆の精神状況になっている人も増える時期です。
この時期に精神的に落ち込むことを『五月病』といいますが、4月は『五月病予備軍』の人が多かった印象です。
というわけで、今回は『五月病』について簡単にまとめてみます。
五月病とは、新年度が始まり、新しい環境に適応するためのストレスが原因で、5月ごろに現れる心身の不調のことを指します。
日本独自の概念であり、西洋医学では適応障害と呼ばれることが多いです。
具体的な症状としては、
・やる気が出なくなる、気分が沈んでしまう、集中力が低下する
・ストレスを感じる、不安やイライラが増える、疲れや倦怠感がある
・睡眠障害が生じる
・食欲が低下する
など、精神面だけでなく睡眠や胃腸症状がでる人もいます。
主な治療法として五月病の場合、休息やストレス解消、生活習慣の改善など、自己対処によるもの。
また、カウンセリング支援など、精神的なサポートを受けることで症状の改善が期待されます。
一方適応障害の場合、専門の医師による適切な治療が必要です。
症状の進行度や個人の状態によって異なりますが、抗うつ薬や抗不安薬などの薬物治療が必要になります。
また、カウンセリングや心理療法、ストレスマネジメント、職場の環境改善なども行われます。
治療期間は、個人差がありますが、数週間から数ヶ月、場合によっては長期化することがあります。
症状が軽くすめば『五月病』となり、ひどくなると『適応障害』そんな風にも言えるかもしれませんね。
ここまでが西洋医学の『五月病』に対する考え方です。
次に東洋医学の考え方についてです。
東洋医学の場合は、まずなぜ五月(春先)に起きるのか?そんなところから考えます!
もちろん、環境が変わる、昇格してプレッシャーがあるなど精神的な面は考慮します。
それだけではなく、東洋医学では春に合わせた身体に変化していくと考え、そこに適応できなかった時に症状がでると考えます。
今回は長くなってしまったので、次回東洋医学の立場での五月病についてまとめていきます。