昨日は大阪、たかつガーデンで行われました
(一社)北辰会エキスパートコースに行ってきました!
午前の部は応用実技。
基礎では1つ1つの体表観察の意味や手順等を確認をしながら指導をして頂きます。
応用実技とは普段の臨床と同じように全ての体表観察をする項目です。
北辰会では1つの所見(体表観察情報)を重視しません。
脈やお腹、背の経穴(ツボ)や手足の経穴等を診るとバラバラの情報を示さず、一定の方向・特性を示します。
だから、病の特性がわかってくるのです。
また、ある体表観察情報がそれに反することがある。
これも大きな意味を示すことがあり、病理の本質を示すことが多くあります。
ですから、各種の診察をし総合的に考えるのが体表観察の本質。
その総合的に考える訓練をするのが応用実技です。
さらに、講師の先生が鍼をしその変化を見せて頂けます。
私は油谷 真空(ゆたに しんくう)先生に指導をして頂きました。
見逃してはいけない体表観察での反応を指導して頂き、そのあとに超絶テクニックの刺鍼。
大変勉強になりました。
午後の部の前半は藤本 新風(ふじもと しんぷう)副代表による、北辰会方式の鍼術基礎~応用(震災対応を含む特別バージョン)
震災の時に起こる環境の変化に身体も心もついていけない。
そんな時に鍼灸治療が出来ることは多くあります。
普段聞けない話を実技を交えながらお話して頂きました。
午後の部の後半は坂井 祐太(さかい ゆうた)先生による症例レポートと解説。
症例は手足の冷えと無月経でした。
坂井先生は関東支部の同い年の先生で、小岩で開業しています。
よく、症例の話をしてたりバカ話をしたり仲のいい先生です。
今回は先生の真面目さがでた症例で、様々な情報がでていました。
情報が明らかになっているから、皆でディスカッションができます。
今回も色々な意見がでました。
私が診ていない症例ですが、自分の思考と重なり新たな視点が加わりました。
終わった後はお酒。(笑)
満腹の週末。