
昨日は(一社)北辰会支部定例会に行ってきました!
午前中は基礎実技、原穴診・背候診でした。
今回も聴講班を指導させて頂きました。
手足にある原穴と背中にある兪穴を丁寧に触れているのがとても印象的でした。
『不慣れで経穴の反応がわからない。でも、何か持って帰りたい。』
そんな熱心な気持ちがとても伝わるメンバーでこちらもとてもいい刺激を受けました。
今回は久しぶりに聴講に来てくれた方もいて嬉しかったですね。
1回、2回習ったから上手くなるものではないので、自分のペースでいいのでコツコツ練習をしていって欲しいです。
午後は竹山悠樹先生による「円形脱毛症」の症例解説でした。
解説は学術副部長の竹下有先生と支部長の尾崎真哉先生。
今回の症例をザックリ話すと、幼少期に発症し成人になるまで改善しなかったが、鍼灸治療を開始して500円玉大の症状が100円玉まで改善し、抜けでも大幅に減った症例です。
症状の他にも、小さい頃から色々病気があり一筋縄ではいかないような症例だったので、患者さんも喜ばれたと思います。
ですが、『良くなっているからOK』ってならないのが北辰会です。
『なんで良くなったのか、なんでこの症状が出ているのか』を論理的に説明できないといけないと考えているからです。
東洋医学も医学なんだから”やった、効いた、治った”では許されない立場をとっているからです。
東洋思想、東洋医学の設定の中で科学的に考えて治療をする。
とっても大切なことです。
今回の症例解説も大変勉強になりました。
終わった後は...お酒。
飲み会こそ最高の勉強の場!いい話を沢山聞けました♪