
昨日は大阪で行われた(一社)北辰会本部定例会に行ってきました!
午前中は応用実技。
私は高木幸二先生の班でした。
高木先生は私たちの大先輩の先生で、約30年以上前に会長の内弟子をしていた先生です。
北辰会の発足が1979年ですから北辰会の初期から会長のそばにいて、数々の臨床を見て、またそれを実践してきた先生です。
まず最初は私が患者役となり、症状を伝え、簡単な問診と体表観察を受けます。
その後、高木先生にどのように考えて、どの経穴に鍼をするかを伝えると先生のチェックが入ります。
そこでは、先生の診立てと逃してはいけない反応を指導してもらいます。
私は高木先生の体表観察を受けていましたが大変勉強になりました。
ピンポイントで経穴を捉える感覚は、いままでにあまり体験がないほどシャープでした。
その後は、私が術者となり問診と体表観察を行い、診立てを治療経穴を伝えます。
その際ほかのベテランの先生と意見も聞け、高木先生と診立てが異なる部分もあり、大変勉強になりました。
午後の前半は藤本新風代表の代表講演。
12月に関東で行われる代表講演の内容をちょこっとお話して下さいました。
代表講演についての詳細は→北辰会関東支部年末代表講演
今回は古典を紐解きながら、脈診のことを丁寧にご講義して頂きました。
この詳細は本番に講義を聞いた後に書きたいと思います。
午後の後半は「准講師、講師養成クラス」
私は山本先生と足立先生のクラスで、刺鍼について指導を受けました。
刺鍼の指導といってもそこには、触り方、経穴の捉え方、押手、刺鍼とこの全てがマッチしないといい刺鍼になりません。
改めて奥深さと、沢山の反省と、山ほどの課題を頂きました。
充実の週末。