昨日は(一社)北辰会本部定例会に行ってきました!
今年度最初の勉強会で大変熱気にあふれていました。
午前中の実技は基礎実技・望診(顔面気色・舌診)、脈診。
初めに山本克仁先生から短い講義と実技披露から行われました。
短い講義とはいえ、望診・脈診のポイント、基礎がわかりやすくまとまった講義でした。
また、体表観察の極意を2つも講義して下さいました。
実技班の講師は幸喜健佑先生。
幸喜先生は私の疑問に関して、わかりやすく解説やご自身の見解をお話して下さいました。
また、やっぱり『体表観察の極意』が効いてましたね。
とても学びが多い時間でした。
午後の最初の講義は、藤本新風代表による『経穴解説』に学ぶにあたって。
北辰会会長著書である『経穴解説』を学ぶにあたっての講義であり、『経穴解説』ではあまり書いていない視点からのお話しでした。
経穴(ツボ)には様々なグループわけがあります。
五輸穴・五行穴・五要穴…などなどあり、実は北辰会ではさほど『経穴解説』では触れていません。
ですが、
「『経穴解説』に書いてないからと言っても大切なことがある」
「基礎的なことだから触れていないだけで、それを疎かにしないでほしい」
そのような講義でした。
今年度は本部、支部各4回の経穴解説の講義があります。
この講義を聞き逃した人はだいぶ損をしたかもしれませんね。
内容もさることながら、経穴の話をしている代表のワクワク感。
それが一番伝わった講義だったと思います。
午後2番目の講義は、2019年度 北辰会ガイダンス。
この講義は山本克仁先生と足立尚哉先生のお二人の講義でした。
この講義は北辰会方式を学ぶにあたっての重要なことの講義で、お二人の熱い想いが詰まった講義内容でした。
その中の1つに「仲間を作る!」というのがありましたが、これにはとても共感をします。
私も仲間がいたから今のテンションで鍼灸に向き合っていられる面があると思うので、これからも増やしていけたらと思っています。
最後の講義は油谷真空先生による、中医小児科学と鍼灸臨床。
鍼灸小児学の本は数が少なく学びにくい面があります。
その内容を臨床経験を交えながらご講義して下さいました。
小児に関しては、鍼灸以前にの知識が改めて大切だと思いました。
例えば、乳幼児がミルクを吐く。
それを病と捉える前に、授乳後にちゃんとゲップをさせているか。
この視点は子育ての経験がないとでてこないと思います。
小児学を学ぶ前に、ひよこクラブを読むことも大切だな!と感じましたね。
今年度最初の定例会。
充実の時間でした♪