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北辰会夏季研修会に参加してきました!

2025.09.03

北辰会夏季研修会に参加してきました!


はじめに


8月31日、(一社)北辰会の夏季研修会に参加しました!


普段は講師として勉強会に参加するのですが、今回は受講者として参加できることを楽しみにしていました!



今回受講したのは「刺鍼上級コース」。
日々臨床に立ちながらも「もっと鍼灸を深めたい」「自分の鍼をもっと高いレベルで安定させたい」と思うことは多く、その課題に向き合う絶好の機会だと感じていました!


心に残った瞬間


一番大きな気づきは、「押手ひとつで刺鍼のしやすさが大きく変わる」ということでした。


今までも、鍼が経穴に吸い込まれるようにスッと入る瞬間は確かにありました。
しかし、それは毎回100%再現できるわけではなく、「今のいい!」といった感覚でした。
どこかに「少しの違和感」が残り、自分の中で完全に納得できないこともありました。


今回の研修会で学んだのは、押手を安定させることで鍼の入り方そのものが変わるということ。
わずかな手の置き方や力のかけ方の違いが、鍼と経穴の関係を大きく変える。
押手がしっかり安定したとき、鍼が経穴に自然に導かれるように入っていき、あの違和感が消えていったのです。
これを「偶然」ではなく「再現できる感覚」として掴めたのは、大きな収穫でした。


学びを通じて


刺鍼はただ鍼を刺す行為ではなく、経穴と鍼とが自然に呼応できる状態を整えることが大切なのだと改めて実感しました。


押手が安定すれば、経穴が鍼を受け入れる状態になり、刺手に余計な力が入らない。
その結果、鍼をする側の感覚も、受ける側の安心感も同時に高まる。
この「呼吸が合うような刺鍼」を、臨床でどれだけ再現できるかが技術の質を決めるのだと思います。


研修を終えて


今回の夏季研修会は、自分にとって「不安が確信に変わる」時間でした。
今まで感じていた再現性のなさが、工夫次第で高められることを知り、臨床への自信につながったからです。


同時に、これから自分が担う役割についても強く意識しました。
私は12月に代表講演の運営を、そして3月には春季研修会の運営を担当します。
今回自分が得たように、「技術の再現性が高まった」と実感できる体験を、参加者のみなさんにも味わってもらえるように準備をしていきたいと思います。


研修会を通じて参加者一人ひとりの臨床力が少しずつ磨かれていくこと。
それが患者さんのためになり、ひいては鍼灸界全体の力を底上げしていく。
そのプロセスに関われるのは、運営する立場として何よりの喜びです。


次に向けて、学ぶ楽しさとできる喜びを共有できる場をつくることを目標に、精進していきたいと思います。