時間がたつのは早いもんで、すっかり2月になったことを忘れていました。
和風名月の2月は如月(きさらぎ)と言います。
この如月は日本書紀に記載があり、かなり古くから使われています。
如月…この字を読める人は少ないと思います。
普通に読んだら、「じょつき」になりますよね。
これには理由があります。
「如月」の字は、中国暦の2月の古い異称でそれを使用し、
「きさらぎ」の読み方は、「衣(きぬ)を更に着る」ところからきています。
つまり、昔の日本人は月の呼び方に季節感を残したってことです。
如月には粋な日本人の心が詰まっています。