
最近、「恥ずかしさの向こう側に熱意(成果)がある」と思うようになりました。
でも、当人には”恥ずかしさ”っといった自覚がないことが多いとも思います。
私が鍼灸の専門学校を卒業目前の時、当時勤めていた整骨院の経営者に言われました。
「卒業後、柔道整復師(整骨院をするための資格)の専門学校に行きなさい」
が、私は断りこう答えました。
「鍼灸を勉強して独立、開業します」
すると経営者は少し笑いながら、
「大変ですよ。相当努力しないとダメですよ」
今思えは、経営者は
「世間知らずの若僧が恥ずかしいことを…」
と思ったのかもしれません。
多くのプロスポーツ選手は小さいころからその競技ばかりしています。
そして「プロになる‼」と思い練習をしています。
周りの人たちの多くは、「無理だよ。そんな夢、恥ずかしい…」
と思っているのではないかと思います。
これは”鍼灸で病気を治す”と思って治療に通っている人にも当てはまるかもしれません。
周りの人には、「無理だ、恥ずかしい」と思われているかもしれません。
いや、言われた人もいるでしょう。
でも、そんな周りの人を跳ね飛ばす可能性か鍼灸にはあります。
今何かと向き合い、懸命に取り組んでいる。
そんな時、「恥ずかしい、無謀だ」と感じるかもしれません。
ですかその”恥ずかしさの向こう側”にはきっと何か答えがあります。
「恥ずかしい…」そこで引き返しては何も得られない。
私はそう思います。