昨日は(一社)北辰会年末代表講演に行ってきました!
去年の参加人数を超え130人以上の参加で大変盛り上がった代表講演になりました。
午前中は筒井先生による「基礎中医学・津液病証」でした。
津液というちょっとわかりにくい、簡潔にまとめ非常にわかりやすい講義でしたね!
午前中のもう一つの講義は尾崎支部長による「脈診の歴史」
脈診の歴史を古代脈診、後世脈診に大きく分け解説し、また日本の脈診についてもまとめて講義していただきました。
先生の勉強量、知識の豊富さが伝わる講義でした。
午後の最初の講義は竹下先生による「様々な脈診と胃の気の脈診」
まず、現代日本にある脈診の種類とその脈診で何を診ているのかを解説。
私自身、北辰会が採用している「胃の気の脈診」以外の脈診の知識が乏しかったため大変勉強になりました。
自分なりに調べる必要を感じましたね。
そのあとは北辰会が採用している「胃の気の脈診」についての解説。
他の脈診法との違いがわかり「胃の気の脈診」の有利な点がよくわかりました。
最後は藤本新風代表による「切脉指南-鍼と共鳴する脈診-」
まずは座学の講義。
北辰会では今まであまりしてこなかった「難経」という本について触れていましたね。
先生の講義を聞くことで「関状」についての意識が大きく変わったと思います。
座学の後は公開臨床。
今回は、当日会場から患者さんを募集し、さらに脈診の指導を受けたい人を事前に募集してありました。
北辰会定例会で行っており実技の指導を公開で行ったわけですね。
今回も脈診をする時の指の置き方、姿勢、意識の持ち方で指導を受けた方は脈が診やすくなったようでした。
その様子を見ていた人も、学びになったと思います。
もちろん、患者さん役で鍼を受けた人は症状等の改善がありました!
終わった後は、懇親会。
参加人数が70名ほどおり大変盛り上がりました。
充実の週末。