私が鍼灸整骨院に勤めていたころ、西洋医学的な鍼灸治療をしていた。
西洋医学的な鍼とは、痛いところの筋肉に鍼をしたり、低周波を流したり、
神経を狙って鍼をすること。
言ってみれば一般的な鍼治療。患者さんにもわかりやすいですよね!?
ある程度の経験を積んで、今思えば相当薄っぺらな自信(大いなる勘違い笑)
が出てきたころに、今までのやり方でまったく良くならない患者さんが。
困っていたときに、同じ系列の腕がいい先生に相談してみる。
私「手首が痛い患者さんがいまして…。」
先生「う~ん…足首の〇〇ってツボに鍼してみたら。」
私(え?そんな関係ないとこに鍼して良くなるの?)
私「わかりました。ありがとうございます。」
痛みからまったく離れた場所に鍼をしてみたらと提案。
で、半信半疑でやってみる。
直後に痛みがほぼなくなった。
患者さんの驚きも然ることながら、やった私の方が驚いた笑
それが東洋医学との出会い。