
これまでの話。
今日は鍼灸院のブログらしく桜と病について。
京都の今宮神社で「やすらい祭」が行われます。
この祭りは
”桜の散り始める陰暦3月に疫病が流行したので、
桜の霊を鎮め、無病息災を祈願したものが祭りの起こり” wikipedia 引用
とされています。
陰暦の3月は今の4月の上旬にあたります。
この頃流行る病に「温病」というものがあります。
「温病」は寒さを伴わず、咽喉の痛みから発熱をする一種の風邪。
この風邪は、冬の不摂生がもとに春の急激な温度変化に対応できずに起きるものです。
このように桜には日本人の色々な想いが入っているものです。
今年のお花見の時に色々な想いを重ねて見ると、更に味わい深いものなるかもしれません。
ぜひ、試してみてください。
終わり