私が診ている患者さんで心臓や腎臓が悪い方がいます。
容体が悪くなると、尿がでなくなり浮腫み、息苦しくなり最悪の場合は入院となってしまいます。
この冬も、尿がでなくなり鍼灸をしながら排尿のコントロールや息切れを対応してました。
患者さんも自力での排尿が安定し、息苦しさも改善。
腰の痛みがあるものの、体調が上向いたことに安心していました。
この患者さんは月に一度血液検査をしますが、先日その検査の日。
結果は若干の悪化していました。
患者さんが言うには、先生の対応も酷く、
「また少しでも悪化したら入院だ」と脅迫をされたようにも感じたそうです。
そして、その翌日から体調に変化が。
尿が全くでなくなり、息切れがするようになったのです。
患者さんの話しか聞いてないので、医者が一方的に悪いとは思いません。
もちろん、検査の結果が悪かったのでその影響もあると思います。
でも、私はそれだけとは思えません。
”病気”は気持ちの影響を大きく受けます。
東洋医学はそこを含めての”病気”のことを捉えています。
その患者さんも、ある経穴(ツボ)に鍼をしたら直後に尿がでました。
そう、鍼をすごいんです。笑