
約10年前、お酒の席でのとある先生に、
”ゆきし世の面影”という本を進められました。
内容は、江戸時代の末期の状況を書いた本。
この本の面白いところは、外国人が見た視点で書いてある所。
当時の日本人にとって普通のことでも、当時の外国人から見た時どう感じたのか。
その特異性がわかる本となっています。
その本を読み、たまたまテレビで映画”ラストサムライ”がやっていたので見ていると…
「初めてみた時と違う!」と強烈に感じました。
トムクルーズが演じる主人公のネイサン大尉がなぜ日本の味方になったのか。
それを初めて見た時より理解したような感覚がありました。
この理解は確実にあの本を読んだおかけ。
同じ物を見ても、受け手の状態が変わると違うモノになる。
当たり前のことだけど身を以て得た経験です。
すすめてくれた先生に感謝、感謝。