
鍼灸治療をしていると様々な経験をしていきます。
この経験が、術者を成長させます。
順調に治療がうまくいく経験。
最初は苦戦をいて、その後うまくいく経験。
いいところが一度もなく来院しなくなる経験。
本当に様々です。
この経験をどう活かすか、どう積み上げるか。
この積み上げることが重要。
上手くいった経験は、高頻度に思い出し”経験の箱”の形を良く把握しています。
どこが平面かどこが出っ張っているか。
わかっているから積み上げやすい。
自分にとって良くない経験はどうでしょう。
うまくいかなかったことに目を逸らし”経験の箱”の形を把握できていません。
だから積み上げることが出来ない。
上手くいった経験と失敗した経験を半分ずつあるとしたら、ここで差がつきます。
失敗した経験こそ、現実を受け入れる。
何で失敗したのか。
どこで間違えたのか。
どうしたら克服できるのか。
それをして”経験の箱”の形がわかれば積み上げることができます。
自分への戒めに、ここに書いておきます。(笑)
失敗を積み上げることに意味がある。