
先日、患者さんから筍をいただきました!
恥ずかしい話、取れたまんまの筍を見るのは初めてで、患者さんから筍についてお話を聞いたので備忘録としてまとめておきます。
「筍」という漢字は「竹」と「旬」から成り立ち、「竹」は言うまでもなく竹の植物を指し、「旬」は10日間を意味する言葉です。(上旬や中旬なんて使い方しますよね!)
これは、筍が地上に顔を出してから成長が非常に早く、10日程度で食べ頃を迎えるという特徴に由来しているそうです。その成長速度から、「筍」は「旬のうちに採って食べるべきもの」という意味合いを持つようになったそうです。
筍は竹の新芽であり、イネ科の多年草である竹(タケ属)に属します。
筍は地上に顔を出すと1日に最大1メートル近く成長することもあり、この速さは植物界でも際立っています。(10日待ってたら10メートル!笑)
患者さんのお話でも1日で30センチほど伸びているといっていました!
竹の地下茎は地中深くまで伸び、その範囲は数十メートルに及びます。この地下茎は乾燥や土壌の変化への耐性が高く、竹林全体の生態系を支える基盤です。
また、広範囲の地下茎は効率的な水分と栄養の供給ネットワークが、竹の急激な成長を可能にしています。
筍のまとめ終わり!!
筍の成長を支えているのが、地下に伸びる茎なのが興味深い話でした!
ここはまさに東洋思想っといった感じで、機能(陽)を下支えに血や水(陰)が必要と考えます。
機能性ディスペプシア(FD)の人が空腹感があるのに、食べだしたらすぐ食べられなくなる。
こんな症状がある人の原因の1つに血や水が不足している場合があります。
西洋医学のお薬で胃の機能を更新させるアプローチで効果がなかった人に、東洋医学の観点から血や水を増やすことで、胃の機能がよくなることもあるので、ぜひ試していただきたいです!