
とある患者さんとのやり取り。
その方は腕を良く使う仕事で、右肩の痛みに苦しんでいた。
問診をし、丁寧に身体を観察…そして、一か所に鍼をする。
その方は直後でそんなに変化はありませんでした。
ご本人は疑っていましたが、身体は確実に変化。
帰宅後、いつもより眠気が強く早めに就寝したそうです。
翌日には痛みが半分以下になったと報告を受けました。
これは肩が良くなるのに睡眠が必要だったということ。
西洋医学では肩の痛みと睡眠は関係ありません。
ですが、東洋医学では大きく関与する場合があります。
肩という一部に注目するのではなく、全身を診て治療をする。
つまり、肩だけではなく身体全体が健康に向かっていきます。
これが東洋医学・鍼灸医学。