
ここまでの話。
東洋医学ではお腹にないはずの、臓器を診る。
これは脈診でもお話した「全体感」です。
お腹が全身の縮図
お腹を診ると身体全身を診ている。
その考えをモトにお腹に見えない線を引き、
それぞれの場所に、内臓の反応がでます。
この分け方は、歴代色々あり私が所属している北辰会では、
この腹診図を採用しています。
この図は「夢分流腹診図」(むぶんりゅうふくしんず)です。
夢分流についても近いうちに説明します。
お腹にある反応を他の体表所見と総合的に判断し、
病の本質をみつけていきます。