
ここまでの話。
今日は西洋医学的な舌診について。
西洋医学において舌を観察すのは、
舌に何かできた。
舌が痛い。
など、舌に病変がある場合のみ。
患部を診るという世界観ですね。
お腹を叩いてみたり、手で圧迫してみたり…
色々工夫しますが、それはお腹の中が見えないから。
それに比べ舌は見たらすぐわかる。
だからそれ以上の発展がなかったのでしょう。
今は、少しずつですが西洋医学の立場においても、舌を観察しています。
本当に少しずつですが。
東洋医学の考えを取り入れながら、
西洋医学の病名に照らし合せ統計をとる。
いい物、使える物は基準にする。
次は東洋医学と舌について。