
最近、他の方と一緒に働くことがありました。
しかも、私の立場が下の状況で。
自分で治療院を始めるとなかなかない機会です。
それが非常に勉強になりました。
全てのことが相手主導で流れていく。
そこで邪魔せず、摩擦にならずにその流れに乗れるか。
なるとしても、いかに最小限にできるか。
鍼灸の臨床でも大切なこと。
東洋医学では衛気(えき)といって身体を守るための気があります。
この気は身体の表面から離れた所にも影響力があって、気配などを感じる時も働きます。
患者さんの衛気を感じて、私の衛気が邪魔しないようい馴染ませる。
気を付けているつもりが普段いかに意識できていないか。
自分勝手になっている。
そんなんぢゃ本当のいい鍼はできません。
先日も最初は慣れずに疲労感がありましたが、
うまく馴染んでくると不思議と変な疲労感は感じませんでした。
目には見えない衛気。
信じるか、信じないかはあなた次第。笑