鍼灸治療を継続していくと患者さんの表情が変わる瞬間がある。
それまで、鍼灸に対して不信感があったのか。
それとも、私に対して不信感があったのか。
自分の症状に対して不安があったのか…。
その不安に満ちた表情が変わる。
症状がよくなって変わる時はもちろん。
症状がさほど良くなっていなくても表情が変わってくる。
もちろん患者さんに症状をきくと、
「あまり変化ありませんね。」
そんな答えが返ってくる。
が、身体は変化してきている。
身体は正直だ。