もうすっかり季節は秋。
秋といえば、”〇〇の秋”といいますが、何が思い浮かびますか?
様々な言葉が当てはまり、それぞれ由来がありますが…
”読書の秋”の由来について簡単に説明します。
この”読書の秋”はどこから来たかというと、父親が息子に宛てた手紙からきています。
その父親中国、唐代の文人は韓愈(かんゆ)。
(口髭と長い揉み上げが特徴的です)
「灯火(とうか)親しむべし」
(秋は夜は涼しく長いから灯火の下での読書に適している)
韓愈は幼いころに父と兄を亡くし、科挙(かきょ:当時の国家公務員試験)に3度落ちた苦労者。
そんな経験があり、息子に「勉強しろ!」と言いたかったのでしょう。
韓愈の思いを感じつつ”読書の秋”楽しみます。