
”養生訓(ようじょうくん)”という大変有名な本を書き記した貝原益軒。
養生の必要性や飲食の気をつけること、生活での注意点などが記載されています。
あまりにも養生訓が有名ですので、あまり脚光を浴びませんが他に、
”和俗童子訓”と”大和本草”と”楽訓”いう本も出しています。
それぞれについてザックリまとめると…
和俗童子訓(わぞくどうじくん)
教育論であり、江戸時代の教育機関である寺小屋教育に影響をあたえたと言われています。
大和本草(やまとほんぞう)
薬用植物だけではなく、農産物や雑草なども載せ博物学として拡大されたもの。
楽訓(らくくん)
養生訓は長生きの秘訣。それに対して楽訓では人生の楽しみ方をまとめたもの。
といった感じになります。
楽訓では総論と季節にわけた各論がありますので、春の楽訓を紹介していきたいと思います。
長くなったので、また次回。