先日、名前だけ紹介した『風邪の効用』ですが、まず著者について簡単に説明したいと思います。
著者は野口晴哉(のぐちはるちか)先生です。(1911-1976)
整体指導者で、野口整体を創設しました。
手技系の勉強をした人で知らない人はいない…ぐらいとても有名な団体です。
また、「整体」という言葉は野口先生が命名したと言われているそうです。
人間の感受性の癖を表す概念として『体癖』を提唱し、重心やゆがみと心理的感受性が相互関係を示しました。
他にも、『治療の書』という本は、人を診ることを業としいている方は一度読むべき本です。
『病人と看病人』『叱り方褒め方』『躾の時期』など、治療とは関係なさそうなことも独自の視点から記しています。
沢山の人を診た経験をこれらの本まとめています。
少し専門的なところがあったりしますが、一般的にも読みやすいので興味がある人はご一読を。
それらの中に1つに今回紹介した『風邪の効用』という本があります。
少し長くなりそうなので、また次回。