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風邪注意報!

2015.12.11

今日は大雨の予報です。


そして、気温が急上昇するようですね。


こんな時は”風邪”になりやすい状況なんです。


 


それを東洋医学的に説明していきます。


まず、風の向き。


この季節は北風が普通(実風・順風)です。


ですが、今日の気温が上がる昼間は南風の予報。


これは東洋医学では虚風・逆風といいます。


 


この虚風・逆風は悪さをする”邪”と考えています。


各個人に合わせて悪影響を起こすのです。


 


では、どんな影響なのか。


風邪の特徴は


 


1)上部・表を攻め、汗をかかせる


2)動を主る


3)百病の長   …etc


 


要約すると、


”上半身や表面で身体を守っている衛気(えいき)を攻め、汗をかかせる。


また、めまいや痙攣をおこし、他の邪が侵入しやすい状況を作る”


こんな感じです。


 


昼間上半身を攻め汗をかかせ、気温が下がった頃に風邪と寒邪が協力し、攻めてくる。


汗をかきすぎる状況は、身体の守りを弱くなっていると考えます。


 


ですから、対策としては


昼は、汗をかきすぎないように服装を細目に調整する。


そして、寒いと感じる前に暖かい格好をする。


 


東洋医学も緻密な理論があるんですよ。