NNNドキュメンタリーを見てブログを書こう思っていたのに先延ばし…(苦笑)
が、いけないと思って書き始めました!
ちょうど一週間前のNNNドキュメンタリーで、
『誰もわかってくれない―コロナ後遺症 長期化する闘い』がやっていました。
味覚と嗅覚を失ったすし職人。
お菓子の勉強をしたくて入学した高校を中退しなければいけなくなった女子高生。
パソコンの文字が頭に入ってこないで悩む50代男性。
このような人が症状と生活の中の苦しみが詳細に紹介されていました。
WHOによるとコロナ後遺症は
『ほかの疾患では説明できない症状が感染から3カ月以内に表れ、2カ月以上続くもの』
とされています。
味覚障害や嗅覚障害のほか倦怠感、息苦しさもコロナ後遺症としてあらわれ、なぜこのような症状がでるかは明らかになっていません。
対策もほぼないのが現状だそうです。
倦怠感や文字が頭に入ってこないなどの症状は周りの人に理解されず”怠けてる”といわれることも多いそうです。
コロナ後遺症の方は当院にもが来院され、ありがたいことに治療効果が一定でています。
西洋医学では症状がおきる原因はわからなくても、東洋医学の立場で診断することで施術の方針を示せることが改めて強みだと思いました。
また、コロナ後遺症のように原因がはっきりしない症状に関しては”怠けている”とされる疾患は多くあります。
機能性ディスペプシアや起立性調節障害やうつ病やパニック症状など、薬を飲んでもなかなか改善しないこともあります。
そんな時、1つの医学として東洋医学(鍼灸・漢方)からのアプローチというものを知ってもらいたいです。