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土用の丑の日 なんでウナギを食べるの?

2015.07.18

ここまでの話。

土用の丑の日

土用の丑の日 土用ってなんだ?

土用の丑の日 丑の日ってなんだ?

 

今回は土用の丑の日になぜウナギを食べるのかをご紹介。

1番有名で有力な説は、”平賀源内(ひらがげんない)”が発案した説です。

 

(色白イケメンの平賀先生)

 

平賀源内先生のお話をすると、長いので簡単にご紹介します。

絵に書いたような多才な方で、肩書が発明家、蘭学者、医者、本草学者…etc、多岐にわたります。

”エレキテル”という蓄電器を復元したことはあまりにも有名な話です。

 

この先生にウナギ屋の亭主が売り上げが落ちていることを相談。

その対策として、「本日丑の日」の貼紙をすることを提案したそうです。

この時代は丑の日に”う”から始まるものを食べると、夏負けしないと言われていました。

そこに目を付けての貼紙の提案だったそうです。

これはまさに”現代のCM”なんていわれたりしています(笑)

 

なぜ、夏の土用の丑の日限定なのか?となりますが、これも先ほどの話と関係があるそうです。

ウナギの旬は冬で、旬の時期をずれたウナギが売れずに困っていたから…と言われています。

(そんな簡単な理由でウナギを提案していないと思いますが、その話はまた今度)

 

夏の土用の丑の日にウナギを食べる風習を作った平賀源内先生。

ブーム(流行)に終わらず、風習にしてしまったのには脱帽です。